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Q&A

このページは「お客様/掲載施工店様」より「ご要望/ご指摘」があり次第、随時編集致します。

Q コーティングは何年くらい持ちますか?
A コーティングの持続期間は、コーティングの種類によっても様々ですが、保管状況や使用頻度にもよります(ガレージ屋内やカーポートでの保管では比較的長く体感できる傾向です)
また、コーティング施工時の塗装面の状態やお手入れの仕方によってもその体感期間は左右されます。
Q メンテナンスは自分でできますか?
A ボディについてしまったキズをご自身で除去するのは難しいですが、キズを誤摩化したりコーティングの効果をより長く体感できる様にする為のメンテナンス剤でのお手入れを推奨するコーティングも多くあります。
オーナー様がご自身でも使用できるメンテナンス剤は施工した専門店に用意されている事もありますので相談してみると良いでしょう。
Q 洗車機で洗車しても大丈夫ですか?
A 気を使った手洗い洗車よりも、洗車キズはたくさん付いてしまう傾向です(手洗いでも洗車時に気を使わず、下回りのドロ汚れ等がたくさん付着したスポンジであちこち擦ると…洗車機のブラシキズ以上に深いヘアラインキズを与えてしまうケースもあります)
ナイロンブラシの洗車機使用では、ボディー塗装含め、樹脂レンズ類、バイザーなどのプラスチックパーツにも細かいキズが入ってしまいます。
また、洗車機には「ワックス洗車」「コーティング洗車」などシャンプーや水洗いだけでないコースもあり、ブラシ自体に洗車機で使用されるワックスやコーティングが残留しているケースも考えられます(その残留物がボディに付着する事で後に油汚れを引き寄せてしまう可能性も考えられますが、ご自身でもメンテナンスクリーナー等で定期的にメンテナンスされるのであればそこまで気にされる必要はないかもしれません)
キズに関してはできれば優しい手洗い洗車がお勧めです。
しかし、手洗い洗車する時間が無い場合等「洗車しない」よりは洗車機に入れてでも付着異物を早めに除去する事がコーティングされた塗装面にとって良い場合もあります(特に黄砂や花粉の時期は塗装面に深刻なダメージを与えてしまうケースがありますので、こまめな洗車が望ましいです)
洗車機を使用するのであれば「布ブラシ」などを採用している洗車機を使用する事でナイロンブラシの洗車機よりも付いてしまうキズを軽減できるでしょう。
また、洗車キズは塗装色によって感じ方は異なります。
濃色車では目立ちやすく、淡色車では目立ちにくく感じます。
Q ガラスコーティングをした後にワックスなど使用しても良いですか?
A 施工したコーティングの種類や、使用するWAXや使用したいと思われる時期によっても一言でご案内するのは難しい為、施工された専門店にて詳しく聞いてみるのが良いでしょう。
研磨剤を含むWAXなどの使用は、どのようなコーティングにもお勧めできません。
また、研磨剤を含まないワックスでも汚れを除去せず使用したり、拭き上げが不十分だったりすると逆に汚れを引き寄せてしまい、コーティング上に汚れたワックス膜を作ってしまう可能性もあります(洗車機でワックス洗車を多用し、水垢等汚れが固着しているのに水弾き抜群の様な状態)
汚れ落としの目的、肌触りのツルツル感/撥水の維持、艶の維持等、目的に合わせた専用のケミカルを使用する事をお勧め致します。
詳しくは専門店にてご相談されると良いでしょう
Q 新車も下地処理は必要なのですか?
A とても大事な工程で、下地処理は多くの専門店で行なわれている事と思います(詳しくは専門店にてどのような下地処理なのか確認してみると良いでしょう)
「下地処理洗車」としてケミカルにて塗装表面の付着異物を除去してからコーティングする場合と「下地処理研磨」として磨く工程を行なってからコーティングする場合があります。
施工しようとしている新車の現状が「キレイで満足」しているのなら「下地処理洗車」のみのプランだと比較的リーズナブルに施工できるケースが多い様です。
また、新車のメーカーライン焼き付け塗装は塗装面最表層が高密度化しており、外的ダメージを受けにくいとても良いコンディションです(高密度化している最表層は、業界内にて「ホーロー層」などと呼ばれています)
その、ホーロー層は磨く事でなくなっていく方向性ですので、何でもかんでも磨けば良いというもではありません。
少しのキズを修正する際に下地処理研磨を行ない「ホーロー層を無くしてしまった場合」コーティングを行なってもその後のキズの入り方やダメージの受け方が、ホーロー層がある車よりも酷くなる可能性があります。
しかし「ちょっとしたキズが気になる/すでに雨じみスケールの痕が酷く付いてしまっている/塗装面の映り込みがボケて感じる」等あれば「下地処理研磨」のプランでないと満足のいく結果にならないケースもあります。
新車でも状態のよくないケースとは、理由の一つとして新車が完成してからお客様へ納車されるまでの間モータープールや販売店での長期保管や、オプションパーツ取付け等で様々な人間が触る事を避けられない場合があります。保管場所に屋根がなければ紫外線や雨等外的要因にて塗装劣化も少なからず進んでいると考えられます。
新車でも「試乗車」や「長期在庫車」では塗装状態がベストとは感じられないケースが多い様です。
また、特に輸入車では日本に届くまでの間に「鉄粉」が多く付着してしまっているケースも確認されています。
コーティングに対してどのような結果を期待をしているのか含め、どのようなプランが自分にとって最適なのか、専門店にて相談すると良いでしょう。
また、特に新車は「ホーロー層の事を理解されている専門店」にご依頼する事をお勧め致します。
Q 傷のつかない、硬いガラスコーティング剤があると聞いたのですが、本当でしょうか?
A あるかないかでご案内しますと今現在、実用性のある自動車塗装向けコーティング剤ではありません、おそらく勘違いと考えられます。
正しくは「キズが付きにくい」と考えられます。
しかし、キズに対しての感じ方は施工者含めお客様によっても様々ですので「キズが付かない」と感じられる方がいてもおかしくないのかもしれません。
細かい事は気にしないオーナーで淡色車でしたら「キズが付かない」と感じるかもしれません(しかしそのようなケースではコーティングをしていなくても同じ様に感じるかも知れないという事も可能性としてあります)
反面、細かい事も気になってしまうオーナーで濃色車の場合、どんなコーティングをしても「キズが付く」と感じるでしょう。
硬度があるコーティング剤でも、硬度がないコーティング剤でも、施工後の塗装面の硬度は下地の塗装に依存します(下地の塗装+α程度と考えるのが良いでしょう)
ガラスコーティング剤は、本液をそのまま硬化させると硬度は高く感じますが、ボディに施工する際には極々薄膜にて仕上げられますので、ガラスコーティング剤の本液をそのまま硬化させた硬度として形成されません。
例えるなら、同じ素材の金である「金塊」と「金箔」の硬さの感じ方の違いです。
詳しくは、専門店やガラスコーティングメーカーにて「硬度のPRはガラスコーティング剤その物の硬度ではなく、実際に塗装面に施工したパネルのデータ」なのかどうかを確認されると良いでしょう。
現状、どのような硬度を謳ってるガラスコーティングでも、ドアノブ周辺に爪の引っかき傷がついてしまうケースがある事から「様々なガラスコーティングメーカーの硬度PR」の信憑性を疑わざるを得ません(爪の硬度は一般的に2Hと言われています)
Q ボディにキズが付いてしまった為、コンパウンドで擦ったのですがムラになってしまいました。どうにか自分で出来ないものでしょうか。
A 淡色車で、ムラが確認できる場合はコンパウンドの研磨量が多く研磨キズが見えてしまっている可能性があります。もう一度仕上げ用コンパウンドで試すと良いでしょう。
濃色車の場合ですと、手磨きで仕上げるのはとても難しいです。
しかし、クリーナーや簡易コーティング剤等で誤摩化して綺麗に見せる方法もあります。
詳しくは専門店やケミカル販売店に相談すると良いでしょう。
Q 洗車直後に鳥糞にやられてしまいました。もう一度洗車するしかないでしょうか。
A ティッシュ等を濡らして鳥糞箇所へ置きふやかすことで簡単に除去できる場合があります。
もちろん再度洗車する事が好ましいですが、時間が無い場合は放置するよりもとりあえずでも鳥糞を除去した方が良いです(除去する際に擦るとキズが付きますので、やさしく除去すると良いでしょう)
放置すると塗装状態や鳥糞の種類によって、すぐに取り返しのつかないダメージ(染み)になってしまうケースがあります。
気付いたら早めの除去をお勧めします。
※夏期の夜間走行時に多いフロントバンパーの「虫」付着も同じです。
Q 洗車時に使用するのはスポンジとクロスどちらが良いですか?
A ケースバイケースでどちらが良いと断言できません。

  • クロスでの洗車はマイクロファイバークロスがお勧めです(綿タオルなど普通のタオルですとキズの原因も考えられますのでお勧めできません)
    クロスは細部にも対応しやすく、ちょっとした油汚れ等も除去しやすいのでお勧めなのですが、反面、異物がクロスに絡むと簡単な濯ぎでは取れない場合もあり逆にキズを付けてしまうケースもあります。
    また、薄いクロスでは指の箇所に集中して力がかかってしまいキズの原因になる事も考えられます。
    よって、ドロ汚れや付着異物が少ない状態での洗車では、厚手のクロスを使用する事でクロス洗車のデメリットを抑えられる事と思います。
  • スポンジでの洗車は、クロスに比べ圧力が分散され、スポンジに付着した異物も濯いで取り除きやすい為、洗車キズを軽減しやすく(柔らかいスポンジ使用)また水分や泡を保持しやすいです。
    しかし、マイクロファイバーに比べスポンジのみでの汚れ除去効果があまり期待できません。

※汚れ方で使い分けても良いと思いますが、好みによって扱いやすい物を使用するのが良いでしょう。

Q 特にサイドステップやドアハンドル下、ガラスの下等の黒っぽい筋は、何でつくのですか?
A 新車では稼働部のグリスが主な原因ですが、経年車では劣化したゴムモールや水の通り道でもある様々な隙間に溜まっている汚れが一緒に流れ出てしまう事も考えられます。
また、塗装状態が酷く劣化している場合や、コーティングしていてもしばらく放置していると固着しやすくなります。
また、駐車環境にて上部より直接の雨でなく何かに伝わってから滴ってくるケースでも酷く付いてしまう事があります。
この様な汚れは特に淡色車で目立ちます。
Q 塗装の厚みはどの位あるのでしょうか?
A メーカーや車種によって異なりますが、80ミクロン~180ミクロンの間が多い様です。
専門店では「膜厚計」を用意しているところもありますので、詳しくは専門店にて実際に測定する事で参考にすると良いでしょう(膜厚計に誤差が生じ、測定箇所が少しズレただけで数ミクロンの誤差がでますので、測定値はあくまでも目安です)(クリアーのみの測定は出来ません、鉄板箇所から下塗り中塗り含めすべての厚みの測定値です)
参考までに、サランラップの厚みはだいたい10ミクロン前後の物が多い様です。
※1ミクロンは1/1000mmです。
Q 新車の塗装と板金塗装などの時に塗る補修塗料は何が違うのでしょうか?
A 補修時の塗装焼き付けは、様々な部品が付いている状態である事が多く低温度での焼き付けになりますが、新車時の塗装パネルは補修時の焼き付け温度に比べ高温で焼き付けており表面の塗装密度が高い様です。
Q 板金修理をする際に「前後パネルもぼかします」と言われたのですが、修理したパネルのみの塗装ではダメなのでしょうか?
A 例えばフロントドアを板金修理で再塗装をする場合、その前後のオリジナル塗装であるフロントフェンダー、リアドア(リアフェンダー等)の塗装との色が若干異なって見えてしまうケースがある為、前後のパネルをグラデーションの様に吹き付ける事があります(はっきりとした、塗装色の違いの境目を分りにくくする為です)
また、クォーターパネルの再塗装の場合、Cピラーから続くフロントガラス横のAピラーまで塗装をするのが理想ですが、多くの場合は目線で気になりにくい箇所や面積が狭い(細い等)箇所でぼかす事もあります。
その場合もオリジナルクリアー塗装と再塗装したクリアー塗装の境目を目立たなくする為にグラデーションをかけます。
塗装色により、ほとんどわからないケースもあれば、時間の経過で見えてきてしまうケースもあります。
詳しくは板金修理専門業者に聞いてみると良いでしょう。
Q 新車を購入したのですが、塗装の表面ではなく、クリア層の中に点のようなゴミみたいな物が入っていますが取れますか?
A 塗装吹き付け時に混入してしまった異物(ゴミ)と考えられます(ブツと表現したりします)
明らかに異物の色が確認できる様なクリア層での混入でしたら除去できる可能性もありますが、お勧め致しません(深くに入っている場合多くの塗装を削ることになります)
また、異物の色が確認できなく、塗装色にて点で確認できる場合は顔料(カラー)の吹き付け含む下塗り時に混入してしまった可能性がある為除去は不可能です(仮に除去できる所まで削っても、異物が取れた痕に色が残っていない可能性があり、除去前よりも余計に気になってしまうかもしれません)
Q ボディカバーは使用した方が良いですか?
A お車の使用頻度/保管環境にもよりますが屋外駐車で1週間に1度程度の使用の場合は良いかもしれません。

ボディーカバー(カーカバー)使用のメリットとデメリット

◯メリット

  • 駐車時の汚れ付着防止
  • 塗装面が雨に濡れる回数が少なく、太陽光に直接当たっていないため「塗装劣化」を軽減(内装含む)
  • 濃色車では雨じみ(スケール/デポジット)の染み軽減

◯デメリット

  • 使用時、駐車時のボディカバー脱着の手間
  • 雨天時の脱着、ボディカバーの保管場所の確保(意外とかさばります)
  • 脱着時や駐車時の強風等でのボディとの摩擦によるキズ付着(濃色では触れる箇所が白っぽくキズになる事もあります)

上記、ご参考頂きライフスタイルに合わせて検討されると良いでしょう。

Q 保管ガレージにシャッターがなく雨風が強い時は吹き込んでボディが濡れてしまい、濡れてしまう箇所だけが撥水が弱まったり雨じみが発生してしまいます。雨に濡れるだけで撥水は弱まるものでしょうか?
A 部分的に雨が当たったり太陽光が当たるという場合、部分的に汚れが付着して撥水を妨げてしまうケースがあります(紫外線劣化も考えられます)
汚れ方にもよりますが、濡れて乾く回数が多い程、乾く度に少なからずスケールが固着し撥水を妨げます。
砂埃等がのっかっている状態で雨が当たるとその砂埃等が水玉の輪郭にまとめられ水分蒸発の際に固着してしまいます(特に黄砂)
メンテナンス等のタイミングもありますがダメージを集中的に受けない様、また分散させ酷くなる前にメンテナンスしやすい様に駐車時の車の向きをたまに変える事で対策できるかもしれません。
ボディカバーを使用するのも良いかもしれません。
Q ボディをコンパウンド(研磨剤)で磨き、削ることで塗装が薄くなるのではないかと心配です。キズがある車は磨かないと綺麗にコーティング出来ないのでしょうか?
A ボディをコンパウンド(研磨剤)で磨く事で塗装が薄くなるとのお考えは間違いではありません。
しかし、研磨の仕方(方法)によって異なりますが、多くの場合一般的な磨きで一度に研磨する量は1~5ミクロン程度であると考えられます(施工者の研磨方法やダメージの度合い、復元レベルによって大きく異なります)
研磨はキズを見えにくくする為に行ないますが、劣化した塗装面を削り落とし新鮮な塗装を表に出す事も目的の一つであります。
どうしても気になる場合は、専門店にて研磨前と研磨後でどの位削ったのか「膜厚計」で参考にしてみると良いでしょう。
また、同じ研磨でも塗装状態によって削れていくスピードは異なります(見た目全く同じに研磨しても塗装が違えば研磨量も異なります)
磨かなくてもコーティングを施工する事は出来ますが(酷い塗装劣化では、コーティングの種類によっては施工出来ないケースもあります)
根本的に見えているキズを消していない為、美しさが劣ったりコーティングの体感期間も短く感じてしまうかもしれません(劣化している塗装の上にコーティングを施工している為)
キズの度合いにもよりますが、コーティングでそのキズを誤摩化す事も出来ます(その場合、後にそのキズが見える様になってしまう事も考えられます)
詳しくは、専門店にて相談すると良いでしょう。
Q とても厚くコーティングできると聞いたのですがどの位厚い物なのでしょうか?また、コーティングでキズを受け止め塗装にはキズが入らないなんて事あるのでしょうか?
A 各専門店が使用しているコーティング剤の種類には様々な物があります、詳しくは専門店にて聞いてみると良いでしょう。
2ミクロン以上の膜厚でしたら、膜厚計でも数値に違いが現れるかもしれません(誤差含めあくまで数カ所測定の平均値で想定します)
コーティング上でキズを受け止め、ボディにキズが到達しているかどうかの判断はとても難しいです(キズの深度を測れなければ断言する事は難しいと考えられます)
また、コーティングを施工する事で「滑り性/非粘着性」が期待できる事から、擦りキズ等キズに見えても擦った対象物が摩擦で溶けて塗装面上に残っているだけの場合もあります(比較的ダメージが少なく軽研磨程度で綺麗に復元できる事が多いです)しかし、コーティングをしていなくても擦れ方により同じ現象が起こりますので「コーティングのおかげ」と決めつける事は出来ません。
Q 「板金塗装屋」の磨きと「磨き専門店」の磨きって違うのでしょうか?
A 一概に「すべて違います」とは言えませんが、全く異なる「研磨工法」と考えている専門店も多く存在します。
自動車塗装の研磨技術については「板金塗装屋」と「磨き専門店」とそれぞれの方向性で進化しています。
中でも「磨き・コーティング専門店」の仕上りクオリティは昔に比べ飛躍的に向上しています。
板金塗装屋さんの磨きは「塗り肌」を整える磨きが中心であり、その仕上げで通常問題ないとされてきましたが上記の通り「磨き・コーティング専門店」のクオリティの進化に伴いその違いがわかりやすくなりつつあるのも事実です。
また、その結果に伴い「磨き・コーティング専門店」の施工単価も上昇している傾向です。
しかし、板金塗装屋さんの施工単価は以前と大きく変わっていない様に感じます。
このことから、必要以上に研磨仕上げに拘る事が絶対に良いと考える事がすべてではないと板金塗装屋さんは考えられているのかもしれません(修理できていれば十分というお客様もいると思います)
ニーズに合わせる事で、方向性が異なっている為目指しているところ(仕上り)が違う様です。
でも、板金塗装屋さんでも「磨き・コーティング専門店」レベルで拘って仕上げている所もありますのでお店で研磨について聞いてみると良いでしょう。
Q キズはどの程度まで消せますか?
A 一般的に爪が引っかかるような深いキズは消せないケースが多くあります。
また、見た目ではキズ口が細く(狭く)キズ深度が深いキズや、キズ口は広い(大きい)がキズ深度が浅いキズもありますので一概になんとも言えません。
実際に磨いてみないとわからないのが実情です。
また、100%キズが消えていなくても研磨する事でキズ口の角が丸くなる事で見えにくくなる事も多くあります(消えたと感じる)
詳しくは、専門店へお車を持ち込み、確認してもらうのが良いでしょう。
Q UVカット(紫外線カット)できるコーティング剤がありますが、本当でしょうか?
A 弊社で確認したところ、UVカット剤を配合しているだけで実際にはカットしていないという検証結果が出ています。
UVカット出来ると謳っているコーティング剤のPRにて、実際の塗装面での検証結果のPRをされている商品が見られない事からも「UVカットが出来る」というPRを疑わざるを得ません。
『コーティング剤のUVカットについて』のコンテンツにて検証結果を公開していますので、ご参考下さいませ。

◯コーティング剤のUVカットについて

今現在「自動車塗装面の美観を損なわずに、施工性とその結果において実用的である被膜硬化型コーティング剤」として、UVカットしていると常識的な範囲で謳えるコーティング剤は「ない」というのが通説と思います(フィルムや塗装の様に膜厚が必要)
他業界を見てもそう感じますが、車のコーティング剤という極ピンポイントな業界だけでそれらの技術が密かに展開されていると考える方が無理があると思います。

まず「ガラスコーティングは紫外線に強く劣化しにくい」という、ガラスコーティングをすると紫外線からも守られていると感じるPRを見かけますが…
これは、エンドユーザーをわざと勘違いさせ様としているPRと感じます。
どういう事かというと…正しくは「ガラスコーティングは紫外線に強く劣化しにくいが、紫外線を通過させる」です。
なので「紫外線カットされずに紫外線は塗装へ到達します」という事もセットで伝えるべきです。

この業界の一番の問題は、メーカーも販社もそれらコーティング剤を扱うプロ施工店も、それらの事について「何も言わない」という事です。
一つの商品の販売ルート(メーカー→販社→プロ施工店)の中で、全員が理解していないという事は考えられにくいですが…実際はそのように思われても仕方ない現状でそれらの商品が市場に出回っています。

そこで、今回はその事実を確認してみました。
数字でわかる方がはっきりするかなと思い、透明なPET素材に自動車塗装のクリアを吹き付けてUVチェッカーにて検証します(板金修理時と同じ様に吹き付けてもらっています)


施工前のデータを全て確認し、同じ様に施工後のデータを確認します。
※クリアの厚みにバラツキが出てしまうため(膜厚計で測った時のデータのバラツキと同じです)


セッティングの誤差が少ない様に位置決めして、、こんな感じでスライドさせて…


検証します。


まずは
・クリア塗装無しのPET素材のみ。


・クリアー塗装箇所
塗装するだけで多くの「UVカット」をしています。
※詳しくは…現代塗装の性質をお調べ下さいませ。


ここからは「UVカット」「紫外線カット」を謳っているコーティング剤の「施工前/施工後」にて紫外線透過率の数値の変化を確認します。

このコーティング剤は「硬化系」です(ガラスコーティング)(エンドユーザー含め誰でも購入出来る商品です)
色からして紫外線カットに有効な成分は配合されている様です(適量かどうかは別として)
※このコーティング剤は一般エンドユーザー様よりご提供頂きました(ありがとうございます)
この商品の販売ページを拝見する限り…販売者は「検証せずにUVカットに関して期待させている」と感じる文言でPRされていました。

施工前

施工後


「UVカット」ではなく、紫外線透過率が増えました。
※ご提供頂いたエンドユーザー様の目の前で検証しています。

次も「硬化系」(ガラスコーティング)(プロ向けにて一般販売されていません)
上記、先程のコーティング剤と同じ!?と感じるコーティング剤です。
※このコーティング剤は、専門店様よりご提供頂きました(ありがとうございます)
「UVカット」という最近の流行のきっかけにもなったコーティング剤なのかもしれません。

施工前

施工後


全く「UVカット」していません。

次も「硬化系」(ガラスコーティング)です。
このコーティング剤は、一般販売されていないプロ向け商品です。
※このコーティング剤は、専門店様よりご提供頂きました(ありがとうございます)
商品ページからは、誰が読んでも「紫外線カットする」と感じる文言でPRされています。

施工前

施工後


「UVカット」していません…これも紫外線透過率が増えました。

次は「トップコート系」のコーティング剤です(誰でも購入出来る商品です)
拝見する限り、ものすごく「UVカット」を謳っている商品です。
※このコーティング剤は、専門店様よりご提供頂きました(ありがとうございます)
硬化系に比べ、その素材形状と施工方法からして「UVカットしているかしていないかは考えなくてもわかるレベル」の商品です(この方法でUVカット出来たら、歴史に残る発明と思います)

施工前

施工後


全くカットしていません。。
この手の商品ではものすごく高価な価格設定と感じ、販売サイドに悪意を感じます。

以上「UVカットコーティング剤の検証」でした。

「UVカットしている」と「UVカット剤を入れている」は意味が違います。
「UVカット剤を入れている」から「UVカットする」ではない事がお分り頂けたのではないでしょうか。
一般エンドユーザー様におかれましては、ディテイリング業界の商品PR(特にコーティング剤の硬度/UVカット/耐久性)は鵜呑みにされません様ご注意下さいませ。

この業界がより良くなります様に…^^

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